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倉敷果物の搾りたて日記ではありません


by hcuppatea
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「エコール.ド・パリと日本の画家たち」

福山の小山自動車さんに2CVの燃料計が動いていなかったのを
修理していただき、その帰りに313号線を通り、
「成羽町美術館」へ家族で行きました。
2CVの屋根を開け、秋空を見ながら自然の中をドライブするのは
ちょっとした快感です。
「エコール.ド・パリと日本の画家たち」_e0005341_21281882.jpg

この美術館は安藤忠雄さんの設計らしいのですが、
いつ行っても清々しい気持ちになります。

120点もの作品が展示されていました。
1920年代〜30年代のパリに集まってきた
パリ派(エコール.ド.パリ)と呼ばれる画家たちの様子が、
当時の写真、資料などとともにうまく展示されていました。

シャガール、モディリアーニ、ローランサン、ユトリロ、
藤田嗣治、佐伯祐三、児島虎次郎などの作品に
会えました。

中でも、シャガールの、ロシアからパリに出てきた年に
描いた、花瓶に生けられた「花束」には、「シャガールはロシアで
貧しかったのでいままで、花束なるものを見たことがなく、
その感動が詰まっている。だから、それ以降彼の作品には
いつも花束が描かれているのだ。」と学芸員の方が教えてくれました。

まえまえから、見たかった「藤田嗣治」さんの作品は
たった2点でしたが、初めて見ることが出来ました。
他の美術館では彼の「自画像」なども展示されているようなので
そちらの方が実は見てみたかったです。

モディリアーニ「ルニア・チェホフスカの肖像」
「エコール.ド・パリと日本の画家たち」_e0005341_21302086.jpg

清水登之「水兵のいるカフェ」
「エコール.ド・パリと日本の画家たち」_e0005341_2130979.jpg

by hcuppatea | 2006-11-04 21:55 | 2CV